Wine Industry

地域に根ざしたワイン産業の創造(募集終了)

エリア : 弘前

テーマ : 農業 / フード / コミュニティ

プロジェクト概要

弘前でイタリアンレストランを経営する傍ら、自ら野菜や生ハム・チーズ・ワインまでつくっている笹森通彰氏。弘前の地で本格的にワインづくりを進め、将来的には弘前の一大産業にまで発展する可能性を感じている。そのビジョンを共有し、ブドウ栽培からワイン醸造、流通やワイン消費の文化醸成に至るまで、笹森氏の元で修業をしながら弘前のワイン産業を育てていくための人材を求めています。
日本ワインが世界的にも注目されるようになり、その定義などが整備されつつある今、素材や環境にもこだわるワインづくりには大きな可能性があります。日本ワインの産地としてまだ未開拓である弘前には多くの可能性が残されています。未来をともに構想し、多くの人が集まる弘前の一大産業とするために、新たなワインの中心地をつくっていきましょう。

※このプロジェクトの募集は終了しました

目指す未来

・弘前産のワインが日本のみならず海外においても注目されている
・いくつものワイン醸造所が生まれ新たな産業となっている
・地元の農家を含めた生産者たちのネットワークができている
・ワインを求めて多くの人が訪れるようになる

求める人材

・農業やワインづくりの知識、経験あるいは意欲がある
・食や環境、プロセスなどあらゆることにこだわりを持っている
・広い視点、長い目で産業創出に取り組むことができる

パートナー

笹森通彰(料理人)

1973年青森県弘前市生まれ。仙台のイタリア料理店で料理に目覚め3年勤める。その後3年間、都内の有名店などで修行し、2001年1月に渡伊。ミシュラン2つ星レストラン「ドラーダ」「アルノルフォ」をはじめ各地で2年半修行。 2003年6月帰国。同年8月、30歳を機に、弘前にイタリアンレストラン「オステリアエノテカ ダ・サスィーノ」をオープン。
料理だけではなく、自ら野菜や生ハム、チーズ、ワインまでを素材から作り出す姿勢が全国から注目され、数々の雑誌やTV「情熱大陸」など、多数のメディアに取り上げられる。

インタビュー

究極の地産地消を目指す料理人が醸造するワイン<オステリア エノテカ ダ・サスィーノ・笹森通彰氏>



ー弘前での関わりを教えてください


料理を始めるきっかけになったのは、イタリア料理店でアルバイトをしたことでした。当時は仙台の専門学校に通学しており、実家のある弘前を離れ、今まで当たり前に食べていた食材がおいしかったことに気づきます。実家では畑があったため、そこで採れた野菜などをよく食べていました。
専門学校卒業後も料理の道を進み、28歳でイタリアへ渡りました。イタリアでは4店舗のレストランで経験を積み、30歳の時に帰国。東京と仙台、そして弘前で出店を考えましたが、地元で自分の畑で採れた野菜や地産の食材を使った料理を提供したいという思いが強く、最終的に弘前としました。



ーこれまで関わられた中でどのような可能性を感じていますか?


ワインの醸造を始めたのは2010年です。弘前市に働きかけ、自分の店であれば自家製のワインが提供できるというハウスワイン特区となった年でもあります。今年は8シーズン目となりますが、ワイン作りに前例のなかった弘前でさまざまな品種に挑戦。現在はネッビオーロという品種を扱っています。ネッビオーロはイタリアでは最高品種にあたり、「ワインの王様」とも呼ばれる「バローロ」などのワインに使われています。
ネッビオーロは日本で生産している農家はまだ少なく、品種として高いポテンシャルを持っています。コンテストでは上位を狙っていけるようなワインを作っている自信はあり、弘前が世界から注目されるような可能性も秘めているのではないでしょうか。



ーパートナーとして、本プロジェクトにどのような思いや狙いがありますか?


現在、私の畑は津軽富士・岩木山の麓に1.2ヘクタールの広さがあります。醸造設備は整い、生産量も安定させることができればワインの一大産地としての期待も十分あります。弘前をワインの産地として世界に発信できるようになれば、ワインツーリズムで国内外からも観光客を呼び込むこともできます。
そのためにもこのプロジェクトを3年ではなく、その先もワインづくりに携わる人を増やしていきたいですね。そして、同じワインを作る仲間として、弘前で続けてもらうことが理想ではあります。



ー本プロジェクトのやりがいや苦労はどのあたりにあると思われますか?


ワインづくりは自然との戦いとなります。ブドウの収穫量は、その年によって不作だったり豊作であったりと安定させることは難しいです。また、農作業だけをしていればいいというわけでもなく、醸造するための機械の修理やメンテナンス、わからないことは自分で解決しなければいけないこともあります。新しい挑戦には苦労はつきもの。おそらく多々あると思います。
しかし、自分で作ったワインが高い評価を得られたり、何十年先の後世に残せたりするかもしれないことは、最大のやりがいとなり、ワイン作りの醍醐味ではないでしょうか。



ー本プロジェクトで伴走する起業家に期待することを教えてください


ワインが好きという気持ちが何よりも大切。自分で作ったブドウでワインを作れる喜びを感じてほしいです。そして、ワインのためならどんな努力も惜しまない。そんな強い気持ちや思いを持っている人であれば、一緒に仕事がしたいですね。私自身、自分のお店にワインが出てくる蛇口を作ったくらいのワイン好きですので。
そして、ハウスワイン特区にしてもらい私が最初の適用だったため、地元弘前に恩返しがしたいという思いも私にはあります。東京ではなく弘前を選んだ理由に、住みやすい環境で仕事がしたいということ、そして地産地消にこだわる料理を提供したいという考えがありました。こういった考えに少しでも共感してもらえる人がうれしいです。

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募集は終了しました。