南相馬発のクラフトフードラボ

南相馬発のクラフトフードラボ

エリア : 南相馬

テーマ : デザイン / フード / ものづくり / 流通

プロジェクト概要

Next Commons Lab南相馬では「予測不能な未来を楽しもう」をテーマに、地域の食文化をもっと豊かにするプレイヤーを募集します。

Next Commons Lab南相馬が拠点を置く南相馬市小高区は、原発事故の影響で全町民が避難を余儀なくされ、その後ゼロからの復興に取り組んでいる地域です。これまでローカルベンチャープロジェクトを通して、様々な起業家が事業をつくってきました。一度ゼロになったまちで事業を成立させる難しさがある一方で、新しいことに取り組みやすい環境とサポートがあり、多くのチャレンジが生まれる場所として注目を集めています。

南相馬市内、特に小高区にはガラス工房があったり、クラフト酒や手縫いの革靴で起業したりと、クラフトマンシップを持った起業家や事業が集まりつつあります。こだわりを持ってプロダクトを作り込み、サービスを追求し、事業としての工夫を凝らす、そんな気質を持った起業家を増やしていきたいと思います。

特にこの地域の「食べる」ための選択肢を増やして、食文化を多様で豊かなものにしていくためのアイデアや取り組みを求めています。
例えば、サードプレイスとして使えたり、夜にゆっくりと楽しめたり、毎日通いたくなったり、そんな飲食店がもっとあってほしいという声があります。
また農業振興に積極的に取り組む地域なので、地元の生産者とつながり、プロダクト開発やケータリングといったことにも可能性がありそうです。みんなで使えるキッチンや食品加工場があれば、つくる人がもっと増えるかもしれません。

自らのアイデアや技術を磨いて唯一無二の価値を生むような「職人的」な人や、地域の人たちが持っている「作りたい」という思いを具現化したり後押ししたりするような仕組みなど、ローカルにおける食の可能性を見出す起業家を募集します。

今回の募集に当たって、事前のリサーチなど必要な場合はお気軽にお問い合わせください。実際に現地を見て、構想や計画をつくっていただけるようにサポートします。

<南相馬でチャレンジすることの意義>
1. 原発事故の影響により、農や食の分野で新たなチャレンジが必要になった地域だからこそ、イノベーションへの熱量が高まっています。
2. この地で新しいことに取り組んできた他業種のプレイヤーとの関わりを持つことで、既存の枠組みに留まらない事業が生まれやすい環境があります。
3. 太平洋の温暖な気候に恵まれ、東北の玄関口にあって首都圏の食を支えてきた歴史があり、農や食の文化的基盤がある地域です。

<プロジェクトの例>
地域食材を使ったクラフト食品やクラフト料理の開発・販売
地域の食文化を引き立てるアレンジレシピの開発や飲食店営業
地域の食文化体験や料理教室、食育推進のプログラム開発

目指す未来

・地元の人だけでなく「南相馬の食」を目指して来る人が増える
・こだわりをもったクラフトマンたちがまち全体の賑わいを牽引する
・地域の味や名物といえるようなプロダクトが生まれる
・生産者や消費者の繋がりがもっと広がる

求める人材

・食をテーマに、地域の特性や地域資源を活かしながら、既存の概念に捕らわれず 新たな視点とアイデアでチャレンジできる人
・食や農にこだわりがあり、世代を問わずコミュニケーションが取れる人

パートナー

Next Commons Lab南相馬事務局

Next Commons Lab 南相馬 事務局
震災により多くが失われた地域を舞台に新しいプラットフォームを整備し、起業サポートとそのコミュニティを通して、町の未来と次の社会のかたちを創造しています。現地企業である株式会社小高ワーカーズベース及び、コーディネーター、南相馬市が協働し、起業家をサポートします。

募集の詳細

職種

ラボメンバー

勤務地

福島 >南相馬

業務内容

南相馬の資源を活かしながら、自身で企画、設計した事業プランに基づいて、起業に向けた計画的な活動をしていただきます。

契約形態

南相馬市の起業型地域おこし協力隊員として、南相馬市との業務委託契約

活動支援金

起業・独立するための支援金として、毎月20万円程度の報償費を最大3年間支給します。(年度毎に見直しあり)※尚、プロジェクトを通して起業し、自身の起業した事業から収入を得ることができます。期末手当:勤務月数に応じ、上限20万円を年2回支給します。(10月及び4月)

期間

原則1年毎にプロジェクトの取組状況・成果を勘案し、最大3年まで延長可

着任後のイメージ

1年目
情報収集
地域との関係構築
資金調達
事業スモールスタート

2年目
法人化
プロダクト・サービスローンチ

3年目
PDCAサイクル
卒隊に向けた事業計画作成・実行

応募資格

本プロジェクトはローカルベンチャースクールの制度(=地域おこし協力隊制度を転用)を活用するため、以下の条件を満たす必要があります。また、
3大都市圏内・外に限らず、都市地域および政令指定都市にお住まいの方(全部条件不利地域*の方は対象となりません。また、一部条件不利地域にお住まいの方は区域によって違いますので、各地域の市役所にお問い合わせください。)
採用後は市内の該当地域に住民票を異動していただける方

* 特別交付税措置に係る地域要件確認表
https://www.soumu.go.jp/main_content/000717676.pdf

提出書類

本ページ下部の「エントリーする」より必要項目ご回答の上、下記書類のご提出を頂きます。
履歴書
※写真を必ず添付してください
※必ず携帯以外のメールアドレス(フリーメール可)を記入のこと
※PDF形式でご提出ください
職務経歴書
PDF形式でご提出ください
事業計画書/企画書(様式自由)
将来的に自身で立ち上げたいと考えているビジネスやプロジェクトについて、企画背景、企画概要・コンセプト、向こう3年のスケジュールと収支計画、事業体制などを記載のこと
その他自身の経験やスキルを活かせる分野、関心の高い分野について記載のこと
※PDF形式でご提出ください
※提出して頂いた応募書類は返却致しません
※事業計画書、参考(日本政策金融公庫さまより)
https://www.jfc.go.jp/n/service/dl_kokumin.html

選考ステップ

1 エントリー 
随時受付 ※着任が決定した場合は、クローズとなることがございますので、あらかじめご了承ください

2 書類選考

3 一次選考
東京・大阪・オンラインなどにて一次選考を行います。

4 二次面接
現地にて二次面接を行います。

5 最終面接
各自治体と現地にて面接を行います。

6 内定
*面接の結果は面接後1週間程度で、メールにてお知らせいたします。
*個別の合否理由についてはお答えしておりませんのでご了承ください。
*2次面接及び最終面接は現地にて開催いたします。
*面接会場までの交通費や滞在にかかる費用はご自身でご負担いただきます。
*採用者が決まり次第プロジェクトの募集は終了いたします。