Crafted Textile

クラフト織物未来創造LAB

エリア : 愛荘

テーマ : 学び / ものづくり / 流通

プロジェクト概要

このプロジェクトでは、麻織物を中心として、その素材や技術の可能性を研究・開拓し、そこから新たな事業を起こす起業家を募集します。愛荘町には600年続く麻織物の伝統産業があり、織り、染めなどの高度な技術を持つ企業がいくつもあります。また伝統工芸士をはじめとする優れた職人も活動しています。これまで商品化されていないような高度な織り技術など、未だ眠っている資源もあるといいます。
ファッション、アウトドア、インテリアなど、様々な分野における可能性を、素材や技術の特性、掛け合わせなどから研究し、柔軟な発想でビジネスへとつなげるために。伝統的な工芸から現代的なクラフトへと、大いなる探究心と想像力をもって、織物の可能性を拡げ、創造する人を求めています。

説明会に参加する

目指す未来

・地域の麻織物事業者や産業に新たな価値や方向性がもたらされる
・事業を進めることで伝統技術が継承される
・世界に発信できる新たなプロダクトが開発される

求める人材

求める人材
・繊維産業に関連して商品開発、マーケティングなどの経験がある
・様々なステークホルダーとの調整や交渉、協業などができる
・長期的な視点で事業に取り組むことができる

パートナー

磯野 研(中小企業診断士)

地場産業の方々と共に歩む「地場産業共同開発者」として、人と想いを大切にする経 営コンサルティングを行っています。
創業時から滋賀県内の地場産業と伝統工芸を中心とした数多くの企業・組織から評価を得て、人と企業に誇りと活力を取り戻す経営戦略を手がけています。
単にコンサルティングを行うだけではなく、実際に事業者として、伝統工芸品(金継ぎ作品)を海外へ販売する事業を経営しています。2022年4月はエクアドル・クエンカへのオンラインワークショップ、10月はイギリス・ロンドンの商業施設でのワークショップと展示販売を行いました。地域から世界へつながる事業を、共に開発しましょう。

田中由美子(滋賀県麻織物工業協同組合理事)

秦荘立歴史文化資料館(現愛荘町立歴史文化博物館)に勤務時に近江上布の展示会、近江上布の記録映像に関わったことを契機に近江の麻布の魅力を知る。その後、2009年から滋賀県麻織物工業協同組合に勤務し、近江上布伝統産業会館の運営に担当し近江上布の魅力発信、後継者育成をおこなっている。