起業家インタビュー:直地晴美さん<NCL加賀/茶産地再興プロジェクト>

-普段、どのような活動をされていらっしゃいますか?
最近は、ひたすらお茶を詰めています。
プロジェクトが始まって最初の3ヶ月は打越製茶組合のブランディングや商談も行なっていました。
今は自分のブランドを作って、そのブランディングや販路拡大を進めています。
今でいうと具体的には、新しいチャイの商品開発を進めていて、
袋詰めをしたり、試飲をしたり、価格を検討したり・・・、そんな毎日です。

-どうして、このPJに興味を持たれたたのですか?
正直、あまり覚えてはいません。何か大きな志を持って応募したわけではありませんでした。
ただNCLのサイトを見た時に、共感したところはありました。
フリーランスになって、しばらく経った時だったので、仲間が欲しいと思っていたんです。
一番最初は実は遠野にも応募していて。その時に、加賀でもNCLが立ち上がるというお話を聞いて、応募しました。
特にお茶のプロジェクトに関しては、元々デザインやブランディングをやっていたので、イメージがつきやすかったということもありますね。

-実際にプロジェクトをスタートして、ギャップなどはありましたか?
それほどありませんでした。
自分が最初に計画していた商品開発の7-8割は動き出していて、
元々イメージしていたことは一旦完了しました。

-これからの目標について教えてください。
これは今回のインタビューでぜひ言いたかったことなのですが、
「起業」というキーワードがあると、テーマがあり、ゴールを設定して、絵を描くということを皆さんやってらっしゃると思います。
でも自分はそういった考えは性に合っていなくて、一つ一つの点が大事だと思うんです。
例えば、面白い人と出会ってイベントを企画する、NCLにたまたま出会って応募する、雑貨屋で知り合いに会ってお茶を売ることになる。
もちろん良いこともありますし、悪いこともありますが、この点を大事にする、ということをやっていきたいと思っています。

直地晴美(NCL加賀)
デザイナーの生業を活かし、石川県加賀市の打越製茶農業協同組合とともに、販路拡大や茶文化の発展・普及を目指す。打越製茶組合のパッケージデザインも担当。同時に「茶図」という自身のお茶ブランドを立ち上げ、商品開発も行う。ヨガインストラクターでもある。

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