Surfers Village

南相馬に寄せるグッドウェーブ(募集終了)

エリア : 南相馬

テーマ : ツーリズム / コミュニティ / 教育

プロジェクト概要

南相馬にある北泉海岸は日本有数のサーフスポットであり、震災前から多くのサーファーが訪れていました。震災から7年が経ち海岸の整備は進んだものの、以前の賑わいを取り戻すには至っていません。今年度、南相馬市では停止していたライブカメラの復旧を予定しています。まずはその動きと連動し、サーファーが南相馬の海に戻ってきた際に立ち寄れるゲストハウスの整備・運営を計画します。「泊まれる海の家」として、海と波の確認・情報提供をしつつ、サーフィンスクールの運営やボードレンタルなど、ローカルサーフを支える役割も担います。サーフィンコミュニティを活用したイベント企画や競技会の開催、またサーフツーリズムの構想を具現化するなど、海とともに暮らす理想の社会を目指します。
予測できない自然に逆らうことなく共存するサーファーの姿勢は、まさしく「予測不能な未来を楽しむ」というNext Commons Lab南相馬のコンセプトそのものです。

このプロジェクトでは、南相馬でサーフボード製作を行いながら、サーフィン大会の主催なども手がける室原真二さんにアドバイザーとなっていただく予定です。


説明会に参加する

目指す未来

・南相馬におけるサーファーコミュニティと文化の醸成
・「いい波」を求めて各地を行き来できるサーファーネットワーク
・サーフィンを通じた海洋教育の充実が図られる

求める人材

・サーフカルチャーへの興味・関心があり、海を愛する人
・ゲストハウス経営をしながら、広く海の魅力を発信できる

パートナー

Next Commons Lab南相馬事務局

一関宙(チーフコーディネーター)
大手ヘルスケア企業を経て宮城県にUターン、学校教育現場を経て保育所3園を経営。東日本大震災から施設復旧した後、事業廃止(一部譲渡)し、一般社団法人RCFに参画。社会事業コーディネーターとして、2016年からは福島県被災12市町村の人材マッチング事業をサポート。ポジティブな言葉掛けと勇気づけ・叱咤激励で人を動かし、自然に巻き込むリーダー。

鵜澤里佳(アソシエイトコーディネーター)
福島県双葉郡富岡町出身。グラフィックデザイナーとして、都内でCDジャケットや出版系の装丁、広告などのデザイン業務に従事。2016年に東京の離島・新島での空き家プロジェクトへ立ち上げから参加。2017年にフリーランスとして活動を始めるも、Next Commons Labの描く未来に可能性を感じ、南相馬へ移住。

井上雄大(アソシエイトコーディネーター)
大学で社会学を学び、社会課題に対する関心を深める。卒業後、臨床検査会社で管理部門に従事。自身の問題意識や目指す未来に対してより向き合いたいという想いから、Next Commons Labにジョイン。山と音楽を愛する。

アドバイザー

室原真二(株式会社室原サーフボード製作所) ※アドバイザー

福島県サーフィン連盟(FSA) 理事長。2006年福島県南相馬市でサーフボード製造会社 株式会社 室原サーフボード製作所を立ち上げ。自らのサーフィン経験を活かし、製造工程を自社で一貫して制作することでサーファーのニーズに沿ったボード制作を行う。大手スポーツ店や全国のサーフショップのオリジナルサーフボードも受注製造している。また、2016年より震災後初のサーフィン大会を南相馬市北泉海岸で主催し成功させるなど、南相馬の海にサーファーと賑わいを取り戻す活動に取り組む。

インタビュー

まちづくりの一環として、海を活用していきたい<株式会社室原サーフボード製作所・室原真二>



ー南相馬でのこれまでの関わり・取り組みを教えて下さい。


福島県サーフィン連盟の支部長として、大会を誘致したり、イベントを開催してきました。
20年以上前になりますが、愛知県にサーフィンの公認ジャッジ資格の認定試験を受けに行った際に、世界プロサーフィン連盟(ASP)のゼネラルマネージャーにお会いする機会がありました。以前から地元で大会を開きたいと考えていたので、南相馬でも大会を誘致できるのか打診したところ、可能とのこと。早速、南相馬に戻って市役所に相談すると、ちょうど海を活用したまちづくりを検討されていたんですね。産業や工業を誘致しても頭打ちになってしまうという検証結果が出て、相馬野馬追や海といった観光資源にもっと目を向けようという話があったそうです。タイミングよく僕が話をつないだこともあって、そこから市とタイアップして、南相馬の海でサーフィンの全国大会や世界大会を行うようになりました。2011年の東日本大震災で大会やイベントは一度ストップしてしまいましたが、7年へて、北泉海水浴場の整備も進み、これから再び活動していく状況です。



ーこれまで関わられた中で南相馬にどのような可能性を感じていらっしゃいますか?


海は、サーフィンだけではなく、様々なものとつながる可能性を秘めています。実は震災前から、海を生かした観光を考えていました。例えば、サーファーに農家民泊してもらったり、サーフィンに来たけれど波がなかった時に船で釣りを楽しんでもらったり。ただ、サーフィンや海だけ盛り上がればそれで良いというのではなく、あくまでまちづくりの一環として、海を活用していきたいですね。きっかけは何でもいいと思うんです。来た人が南相馬に住みたくなる、そんなまちづくりに貢献したいと思っています。
南相馬は震災の影響もあり、危機感をもって物事に取り組む姿勢が民間だけでなく、行政にもあります。海の利用に行政との連携は欠かせません。プロジェクトを行政が本気で応援してくださるというのは、結果を出す上で、大きなアドバンテージになると思います。



ーアドバイザーとして、本プロジェクトにどの様な思いや狙いがありますか?


震災で一番ダメージを受けた海沿いに賑わいを取り戻したい、という想いがあります。ただ工事をして終わりではなく、色んな人に南相馬の海を利用してもらい、ファンを増やしていきたいですね。着任する起業家とお互いに連携しながら、海を活用したツーリズムや観光プランを作っていければ、相乗効果でまちづくりを加速させられるのではと思っています。



ー本プロジェクトで伴走する起業家に期待する事を教えて下さい。


南相馬を良くしていきたいという意識、南相馬に将来根付くような活動を自ら興すんだという気概でしょうか。ぼくらが起業家に期待することよりも、起業家がどんな想いで南相馬でチャレンジするのか、その動機を聞いてみたいですね。応募対象はサーファー限定というわけでは勿論ないので、海を活かしてまちづくりをしたい、という人がいれば、ぜひ応募してみてください。

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